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エンジンオイルの分類 「オイル粘度」

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ベースオイルは大きく3種類に分けられました。そして、このベースオイルの違いとは別にそのオイルの特性を決める要素があります。それが、オイル粘度です。

オイル粘度とは、オイルの硬さを指します。そう、オイルには硬いオイルと柔らかいオイルとがあるのです。オイルの役割は色々ありましが、エンジンの高温にさらされると、熱により粘度が下がる、つまり柔らかくなり、オイルの潤滑性などを発揮できなくなります。

だから、オイルはヌルヌルしているわけですね。

では、ヌルヌルが強い=オイル粘度が高い=硬いオイルであれば良いのでしょうか?
実はそう簡単な話ではないのです。例えば、外気温が高く、エンジン熱も高くなる夏場であれば、オイル粘度が高いオイルの方が向いていますが、冬場になれば、外気温が下がり、エンジンを始動する際に、硬いオイルだとその始動性に影響が出てきます。

ですから、こだわりのある人では、冬場と夏場のオイル粘度を変えている場合も見受けられます。

このオイル粘度ですが、どこを見れば分かるのでしょうか?

ハーレーダビッドソン純正のオイルボトルを見るとSAE 20W-50と印字されていると思います。SAEとはアメリカ自動車技術協会という団体の事で、この団体が定めたオイル粘度を表示している事になります。

そして、50が高温時(外気温)に対応できる番数で、20が低温時(外気温)に対応できる番数となります。

上記の20W-50だと、外気温が0度〜40度強まで対応出来るオイル粘度ですよ、ということを表しています。ちなみに、TC88、エボリューションエンジンでは、この20W-50がハーレーダビッドソン純正指定のオイル粘度となっています。

オイル粘度が低温時と高温時の両方表記されているオイルをマルチグレードといいます。現在のオイルの殆どがこのマルチグレードタイプのオイルです。

また、マルチグレードオイルでは、高温時と低温時の番数両方が表記されていますが、シングルグレードオイルでは、高温時の番数のみの表記となっています。SAE50とかSAE60といった印字です。

このシングルグレードはフラットヘッド・パンヘッド・ナックルヘッド・ショベルヘッドなどのオールドハーレーエンジンに純正採用されていたオイルです。低温時よりも高温時での特性が強い=硬いオイルである事が分かります。

オールドハーレーエンジンと比べて、エボやTCといったエンジンはアルミ製で放熱性が高いことから、エンジンによってオイル粘度の指定にも違いがあるわけですね。しかし、最近では、プロによってリビルドされたオールドハーレーエンジンであれば、マルチグレードのエンジンオイルを使用しても問題ない、むしろ、そちらの方がエンジンに良い、との話もあります。

旧車モデルのメカニズムに関しての手法や情報がアップグレードされていくのも、ハーレーの特徴かも知れませんね。

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