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プラグハーレーのプラグ交換方法
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さて、ここではスパークプラグの交換方法を見ていきましょう。このプラグ交換は決して難しいメンテナンスではありませんが、ハーレーを気持ちよく乗るための大切なメンテナンス作業だと思います。
また、ここでは、TC88ロードンキングモデルでのプラグ交換作業を掲載しています。
★ハーレーのプラグ交換
プラグはシリンダーヘッドに突き刺さっていて、その突き刺さったプラグにプラグコードが接続されている状態です。つまり、プラグを交換するには、まず始めに、プラグからプラグコードを外す事から行います。
コードではなくキャップを持って外します。
プラグコードを外す際は、コード部分ではなくプラグと接続しているプラグキャップ部分を持って取り外します。これでプラグが顔を出します。
プラグコードを外した状態です。
顔を出したプラグをプラグレンチで回すのですが、この際に気を付けたいのが、回す方向です。間違えて締める方向に回してしまうと、シリンダーヘッドを傷つけてしまうので十分に気を付けてください。
熱で固着している場合があるので、力加減に気を付けます!
プラグが緩んだら、プラグホールにごみなどが入り込まないように気をつけて取り外します。出来れば、取り外す前にプラグホール周辺の掃除をしておいた方が良いですね。
プラグを外した状態です。この穴は直接、燃焼室に繋がっています。
さて、プラグの焼け色チェックはどうですか?
上が約5000km走ったプラグ。下が新品のプラグです。
また、プラグのギャップ調整はOKですか?
ギャップツールで適正ギャップを測っているところです。
問題がなければ新品のプラグに交換していきましょう。新品のプラグには、スレッドコンパウンドと呼ばれるケミカルを塗布すると、エンジンの高温によるプラグの焼きつきを防ぐ事が出来ます。こうする事によって、次回のプラグ交換がスムーズに進むわけですね。
次に、プラグとコードとの接点部分に接点グリスを塗布しておきましょう。これは電気の流れを良くすると同時に、錆を防ぐ効果があります。塗布する際は薄くのばして。
エンジンに取り付ける左側ネジ部分にアンチシーズ、プラグコードに接続する右側先端に接点グリスを塗布します。
プラグを取り付ける際はエンジンオイルのドレンボルト取り付けと同様に、まずは手で締めてきます。手で締め付けるのがもう無理だな、となって初めて工具を使います。
初めは手で回していきます。
この工具での締め付けも思いっきり締め付けてしまうと、シリンダーヘッドを破損する可能性があります。ですから、新品のプラグとしては、その締め付け目安は1/3〜1/2回転くらいでしょうか。(新品・中古・メーカーにより厳密には異なります。)
これで、プラグコードを取り付けられます。プラグキャップを【カチッ】と音がなるまでプラグに差込み、エンジンを掛けてみてください。
どうですか?
エンジンの掛かりに問題はないでしょうか?
なければ、これでプラグ交換は終了です!
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