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ハーレーの軌跡

ハーレー最新の技術を投入したTWINCAM96エンジン登場

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1999年にTC88こと、ツインカム88エンジンが発表されてから、8年後の2007年に現在のハーレーの最新形であるエンジン、TC96が発表されました。
このTC96は、TC88をただ単に排気量アップしただけのエンジンなのでしょうか?

環境問題や騒音問題などの観点から、年を追うごとに厳しくなっていく、排ガス規制や騒音規制。ハーレーダビッドソンは独自のスタイルを守りながら、こうした時代の波にも対応してきました。

そして、ハーレーの最新技術を投入して発表されたのが、このTC96エンジンなのです。
環境にも配慮して、従来採用していたキャブレーターではなく、コンピューター制御のフューエルインジェクションを搭載しました。これは、走りの状況に応じて、適正な空燃比でエンジンに混合気を供給できるシステムです。

88ciから96ciへと8ciの排気量アップ。これはccで換算すると1449ccから1584ccへの排気量アップという事になります。約135ccの排気量アップですが、この排気量アップのやり方にハーレーのこだわりが感じられるのです。

通常であれば、パワーアップをするのであれば、ストロークアップは行わずに、ボアアップを行い、高回転型エンジンに仕上げるのですが、ハーレーダビッドソンはボアアップではなく、ストロークアップを行い、ハーレー独特の鼓動感をより体現したのです。こうしたハーレー独自のこだわりを大切にしながら開発されたのがTCC96エンジンなのです。

TC88エンジンと比べると、たった9.5mmのストロークアップですが、そのライドフィーリングは鼓動感の増大という、ロングストローク化した事による恩恵をしっかりと体感できる仕上がりとなっています。

TC96エンジンを知れば知るほど、ハーレーダビッドソンは、現代環境の様々な問題に対して的確に対応しながら、100年前からの伝統やこだわりを頑なに守り続けている稀有なモーターサイクルカンパニーであることが分かります。

そのわけは、企業としての営利至上主義ではなく、純粋にモーターサイクルを愛している人たちがハーレーダビッドソンを造り続けているからではないでしょうか。

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