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キャブレーターとインジェクションの仕組みキャブレーターの仕組みについて3
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さて、キャブレーターの基本的な仕組みについては、「キャブレーターの仕組みについて1」「キャブレーターの仕組みについて2」で触れましたが、このキャブレーターですが、大きく分けて3種類のタイプが存在するのです。ハーレーでもこの3種類のキャブレーターのうち、好きなタイプを装着する事が可能です。
その3つのタイプとは、負圧可変ベンチュリータイプ、バタフライスロットルタイプ、強制可変ベンチュリータイプの3種類です。それぞれについて、その仕組み・特性などをお話します。
まず、最初に負圧可変ベンチュリータイプ。これはハーレーでは、エボリューション〜TC88に装着されています。(2006年のTC88ダイナファミリー、2007年のTC96全モデルはインジェクションですね。)
その純正採用キャブレーターは、CVキャブと呼ばれ、ケイヒンという日本のメーカーが作ったものなのです。アメリカ製のオートバイに日本製の工業製品が使われているというのは、ちょっと驚きですよね。
さて、ハーレーにおいては、このCVキャブは負圧可変ベンチュリータイプの代表とも言えます。その特徴は天候や標高差、温度差などの様々な自然環境の影響をあまり受けず、乗り手のラフなスロットルワークでも低回転から高回転まで、スムーズにエンジンを回す事が出来る点でしょう。
上記のような特性があるからこそ、遠く離れた日本製のキャブレーターがハーレーに純正採用されているわけですね。さて、この負圧可変ベンチュリータイプであるCVキャブですが、一体どの様な仕組みになっているのでしょうか?
スロットルを開閉する事によって、スロットルバルブも開閉する事は、前述しましたよね。
そして、このスロットルバルブの開閉によって負圧が生じます。これは、空気の流れる速さ=流速がスロットルバルブの開閉によって変化を起こす為に生じるのです。
この負圧によって、ベンチュリー径を変化させる役割を持つ、ピストンバルブが上下運動を行います。ベンチュリー径が変化する事によって安定して吸入負圧が発生するので、コンスタント・バキューム=CVというわけです。
この負圧可変ベンチュリータイプキャブレーターのもう一つの特性としては、スロットルを開けてから加速を生じるまでのダイレクト感が弱いという点が挙げられますね。これは、スロットルを開けてから、負圧が生じるタイミング少し遅れる為と言われています。
この負圧可変ベンチュリータイプのキャブレーターで、CV以外にハーレーでポピュラーなキャブレーターが、SUキャブレーターです。このキャブレーターはイギリスの車に採用されているもので、ハーレーではオールドタイプの車輌やカスタムスタイルに似合キャブレーターと言えるでしょう。
CVと比べるとメンテナンスに若干、気を使うようですが、その乗り味はマイルドで、ハーレー独特の低速でのトルク感を楽しむには向いているキャブレーターと言われています。
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