ハーレー情報サイト 【Harley-Davidson’s Vibration】 > クラッチの仕組み > クラッチの仕組み2
クラッチの仕組みクラッチの仕組み2
スポンサードリンク
クラッチがどうやってミッションに力を伝えるかは「クラッチの仕組み1」で触れました。
では、今回はクラッチの種類についてお話していきたいと思います。
クラッチには湿式と乾式の2種類があります。現行のハーレーダビッドソンでは湿式を採用しています。この湿式クラッチとはどういったものでしょうか。
それは、クラッチがプライマリーケース内でオイルに浸かっている形式を指します。オイルによる洗浄と冷却の意味合いがあるのです。そう、クラッチはプレートの摩擦による鉄粉が出やすいので、冷却だけでなく、洗浄が必要というわけですね。
一方、乾式クラッチの特徴はなんでしょうか?
乾式クラッチとは、オイルではなく空気によってクラッチを冷却するシステムを指します。
冷却性は湿式より良い面もありましたが、クラッチが露出しているので、騒音が大きいというデメリットもありました。
オールドハーレーでは、乾式クラッチを採用していましたが(技術的理由により)、現行のハーレーを含め、現在のほとんどのオートバイが乾式ではなく、湿式クラッチを採用しているようです。ただし、ドカティなどの一部のオートバイは乾式クラッチを用いていますよね。
また、ハーレーでも乾式クラッチに変更するカスタムがあります。プライマリーケースを外して、プライマリーチェーンをベルトに交換する方法です。一般にオープンプライマリーと呼ばれています。
このオープンプライマリーのメリットは視覚的効果と、プライマリーチェーンをベルトに交換する事によって、オイルが不必要になり、メンテナンス性が良くなる点ですね。チョッパーカスタムで良く見かける手法ですよね。
ちなみに、プライマリーケース内にベルトを採用していたハーレー純正モデルもありましたが、ケース内に熱がこもり、ベルトが切れるというトラブルがあったそうです。
そのため、このプライマリーベルトを純正で採用していたハーレーであるFXBスタージスというモデルはすぐ生産が終わってしまいましたが、逆に稀少車として、現在では人気があるようです。
スポンサードリンク