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点火系の働き

ハーレーの点火系システム フル・トランジスタ

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ハーレーにおける自動進角の一番古い点火システムはポイント点火ガバナー進角式でしたね。では、次にハーレーに採用された点火システムはどういったものだったのでしょうか?

機械式と呼ばれるポイント点火ガバナー進角式の次に、ハーレーに採用された点火システムはフル・トランジスタ点火ガバナー進角式(以下フルトラガバナー進角式)という方式です。このフルトラガバナー進角式は点火時期をセンサーで電気信号に変えてプラグに着火させるというシステムです。

半分機械式、半分デジタルといったスタイルの点火方式で、まさにハーレーの技術進化の過程にあったシステムと言えます。その為か、このシステムは1978年後半〜1979年までの約1年半しかハーレーでは採用されなかった点火システムです。

このフルトラガバナー進角式にかわり登場した点火システムがフル・トランジスタ点火デジタル進角式(以下フルトラデジタル進角式)です。このフルトラデジタル進角式はコンピューター制御の完全デジタル式で、メンテナンスフリーで強い火花を点火できる事が特徴です。

フルトラデジタル進角式で用いられているコンピューター部分をモジュールといいますが、このモジュールをカスタムパーツに変更して、点火系のチューンアップを行ったりする事も出来ます。現在は、このフルトラデジタル進角式がハーレーでの純正採用の点火システムですね。

これまでは、自動進角における点火方式を記述してきました。自動という事は、その反対の手動もあるのでしょうか?そう、あるのです。
ちなみに、自動進角については【ハーレーの点火系システム ポイント点火】をご覧下さい。

手動進角とは、その名の通り、乗り手が適切な進角を操作する方式です。つまりエンジンの回転数によって適切な点火タイミングを乗り手が探りながら操作を行い、その状況に合わせた進角をとる、というわけですね。

ちなみに、この手動進角は点火方式としてはポイント点火になります。つまり、ポイント点火手動進角式という事になりますね。

自動進角が当たり前の現代にとって、この手動進角は信じられないシステムかもしれませんが、ナックルヘッドや、パンヘッドの頃はこの手動進角が当たり前の時代だったのです。


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