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ハーレーエンジンの基本構造:エンジンオイルの循環について2

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さて、ウエットサンプ方式とドライサンプ方式の違いは、
「エンジンオイルの循環について1」で述べさせていただきました。

ここではハーレーダビッドソンが採用している、
ドライサンプ方式でのエンジンオイル循環の流れについてお伝えしたいと思います。

オイルタンクをエンジンとは別に設けるドライサンプ方式は、
オイルタンクからオイルラインを伝わって、エンジンへと循環されています。

オイルラインを伝わると、
オイルをエンジン内外に圧送するオイルポンプへと辿り着きます。

このオイルポンプの送りギヤから、
その上に配置されているチェックバルブに送られます。

このチェックバルブですが、エンジン停止時ではこのバルブが閉じていて、
オイルの流れが止まります。エンジン稼動時にはバルブが開いているので、
そのままオイルは通過するという仕組みです。

次に、チェックバルブを通過したオイルは、
オイルプレッシャースイッチで圧力を受けてその循環経路を2つに分かちます。

エンジン腰上部分であるヘッド周辺を循環する経路では、
オイルがプッシュロッド内を下から上へ圧送されます。

圧送されたオイルは、ヘッド部分のバルブやロッカーアーム周辺を潤滑するのです。

ヘッド部分を潤滑したオイルは、
シリンダー内の通路を下り、クランクケース内へと伝わります。

一方、エンジン腰下周辺を循環する経路では、
オイルがピニオンシャフトと呼ばれる軸内を通過して、
フライホイールとピストンをつないでいるコンロッドなど潤滑して、
クランクケースへと伝わります。

この2つの経路において、クランクケース内へオイルが循環されると、
オイルポンプの戻りギヤによってオイルタンクへと圧送されます。

オイルタンクへ圧送される際には、
オイルフィルターを通過して、スラッジ(細かな金属片)やゴミなどを濾し取られ、
オイルを極力きれいな状態にしてから、オイルタンクに戻すのです。

ざっとご説明すると、上記のような流れでエンジンオイルは循環されているわけです。

そして、このエンジンオイルがしっかりと循環されていないと、
超高スピードで稼動しているエンジンは激しい摩擦やその摩擦熱によって、
機能しなくなってしまうというわけですね。

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