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ハーレーダビッドソン   歴代エンジンの特徴

TC96エンジンの特徴

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1999年にエボからTC88へと代替わりを果たしたハーレーエンジン。そして2007年にそのTC88の排気量を96キュービックインチへとアップさせたエンジンが登場しました。
それが、TC96エンジンです。

このTC96エンジン。あくまでツインカムエンジンなのですが、88キュービックインチ⇒96キュービックインチへと、ただ単に排気量を上げただけではないのですよ。

2006年モデルのTC88ダイナシリーズでは一足先に行われていたミッションの6速化を全シリーズで採用しました。これにより高速運転時において、より低いエンジン回転数での走行が可能になり、快適性も増しました。

また。四輪の世界では既に当たり前ともなっているインジェクションを導入。今までは、機械式であるキャブレーターを採用して、ガソリンと空気を混合気としてエンジンで燃焼・爆発する流れでした。

このキャブレーターに変わって、採用されたのが前述したインジェクションです。このインジェクションはコンピューター制御で最適な空燃比を実現、燃焼効率を上げると共に、排ガス規制などの環境問題にもしっかりと対応しています。

そして、最大の変化でもある排気量アップです。TC88エンジンではシリンダー内径のボアをアップする事によって、排気量アップを行いましたが、このTC96エンジンではピストンの移動距離、つまりストロークをアップさせる事によって排気量アップを行いました。

ボアアップとストロークアップ、同じ排気量アップの方法ですが、どういった違いがあるのでしょうか?

ボアアップの場合、ストローク量は増えていないので、ピストンがより早く動く、つまり一回の力は弱くてもピストンの上下運動が早く動く事によってフライホイールを回す力にロスがなく、その分高回転のエンジン特性になります。

一方、ストロークアップでは、ピストンの移動距離が長くなる事によって、1回の力はボアアップ時よりも強くなり、高回転向きでは無いですが、低回転でのトルク感を強く感じられるのです。

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